【注意喚起】市内で発生した重複処方について

今般、名古屋市内において、複数の医療機関を受診(重複受診)し 、向精神薬を多量に入手している事案が判明いたしました。

(背景)
○月○日、A医院の当日交付の処方せんを持って、S薬局X店にて投薬。
その2日後交付のB医院の処方せんを、同じ系列のS薬局のY店に持って来られ、その両方に同じ向精神薬が処方。
ちょうどS薬局X店薬剤師が、2日後にY店のヘルプで出勤していたため判明。

患者はおそらく意図的に行っていたものと思われ、今回はヘルプでの出勤のおかげで判明したが、

別の薬局での投薬、かつお薬手帳の持参がなければ、併用薬チェックができず重篤な事故が起きる可能性があります。

つきましては、向精神薬の過量服薬による健康被害及び不正譲渡等の犯罪の未然防止のため、
患者の他医療機関での受診状況の把握、また問診等による確認に加えて、服楽状況や薬剤服用歴の確認のため、
お薬手帳等を持参の確認と、活用の促進に努めていただきますようお願いいたします。